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今、囲碁が密かなブームです。スポーツジムや、学習塾などのように窓に大々的に宣伝を貼り出している分けではないので、気が付きにくいのですが、道を歩いていると、確かに碁会所と書かれた小さな看板が目に入って来ます。街の碁会所、囲碁教室、囲碁の雑誌など密かに増えているのです。

なぜ今、囲碁をやる人が増えているのでしょうか。今の日本は、多少上向きになったとは言え、経済的にも先の見えにくい世の中です。
そんな中、囲碁など、盤物のゲームは相手の出方など先の先を読むゲームなので、人々は無意識のうちに、先を読む力を鍛えようとしているのではないでしょうか。

また、囲碁は人生のようだとよく言われます。序盤は、「定石」と呼ばれるいわゆるこう打てばこうなると分かっているやり方をまとめたものを勉強しておけば、ある程度勝ち進めるので、学生時代くらいまでに例えられます。中盤はまさに何が起こるか分からないので、先を見越して自分で切り開いていかなければなりません。社会人として活躍する企業戦士のようです。そして終盤は理詰めで攻め、劇的な変化は無いにしても確実に勝ちへと進んで行くところが、定年間際の人、あるいは定年後の人生を楽しむ人にも例えられます。

囲碁は、将棋やチェスと比べると一手を打つ点や進み方など、かなり自由です。
大雑把に言えば空いているところならどこに打っても良いのです。
そして、自由な分打てる可能性のある点も増えるので先の読み方も難しくなります。
それが、囲碁の醍醐味につながっているのでしょう。

また、子供なら子供なりの、初心者なら初心者なりの、その人のレベルに応じて楽しむことができるところも囲碁の魅力です。

以前は女性や若い人にはあまり人気はありませんでしたが、15年ほど前に発売された「ヒカルの碁」という漫画を、読んだ当時子供だった人たちが、今20代30代の大人になって囲碁を始めているという話も聞きます。

漫画が火付け役になり、そして今の先を見通す力を必要とする時代がマッチして、囲碁が密かなブームになっているのです。

漫画で囲碁を知った人でも気軽に楽しめて、かつ先を読む力が鍛えられる囲碁は、今後もブームが続き普及していくことを楽しみにしています。

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